個人事業主になって困ったことはたくさんありますが、特に大変だったのは契約書・請求書・会計処理です。
会社員時代はエンジニアとして働いていたため、営業や経理の経験はほとんどありませんでした。
そのため、最初はどれも手探り状態でした。
今振り返ると、作業そのものが難しかったというより、
「何をどう進めれば良いのか分からなかった」
ことが一番大変だったように思います。
NDA・契約書
契約元から送られてくるNDA(秘密保持契約書)や契約書の確認は、個人事業主になって初めて経験しました。
もちろん内容を理解したうえで署名する必要があります。
ただ、これがとにかく難しい(笑)
普段使わない言葉や表現も多く、最初の頃は読むだけで何時間もかかっていました。
会社員時代には契約書を読む機会がほとんどなかったため、
「こんなに細かく確認することがあるのか」
と驚いたことを覚えています。
いくつか案件に参画した今でも得意とは言えませんが、少しずつ慣れてきています。
案件獲得から契約までの流れについては、詳細は「個人事業主1年目の案件探し体験談」で紹介しています。
見積書・請求書
こちらは自分で作成して契約元へ提出するものです。
会社員時代には経験がなかったため、最初は調べながら作成していました。
請求書の作成方法や提出タイミングなど、当たり前のことでも最初は分からないことばかりでした。
幸い、利用している会計ソフトに見積書や請求書の作成機能が用意されていたため、1からフォーマットを作る必要はありませんでした。
今では毎月のルーティン業務になっています。
慣れてしまえば難しくありませんが、最初の1回目はかなり時間がかかったことを覚えています。
会計処理
現在は会計ソフトを利用して経理処理を行っています。
ただ、会計ソフトを契約したからといって経理が突然できるようになるわけではありません。
仕訳とは何か。
勘定科目とは何か。
そんなところからのスタートでした。
特に困ったのは、事業用に購入した備品を返品した時の処理です。
一度購入したものを返金した場合の仕訳が分からず、かなり悩みました。
今では経験として身についていますが、正直もう返品対応はあまりやりたくありません(笑)
経理については現在も勉強しながら運用していますが、少しずつ理解できることが増えていると感じています。
一番大変なのは最初の一歩
どれも最初は本当に大変でした。
ただ、2回目、3回目と経験を重ねることで必要な時間はどんどん減っていきます。
今ではある程度運用も定着し、落ち着いて対応できるようになりました。
振り返ると、一番大変だったのは作業そのものではなく、
「初めてやることへの不安」
だったのかもしれません。
私自身、個人事業主になる前は、
- 契約書が読めるだろうか
- 請求書を作成できるだろうか
- 経理に対応できるだろうか
という不安を持っていました。
しかし実際には、一つひとつ経験することで少しずつ慣れていきます。
個人事業主になったばかりの頃を振り返ると、不安だったことの多くは「知らなかったこと」でした。
そのため、まずは経験してみることが大切だと感じています。
個人事業主になった経緯については、「個人事業主になった理由|10年会社員を続けた私が独立を選んだきっかけ」で紹介しています。
これから開業する方や、個人事業主として活動を始めたばかりの方の参考になれば嬉しいです。