私が初めてフルマラソンを完走したのは2024年でした。
今ではランニングが生活の一部になっていますが、当時はランナーですらありませんでした。
今回は、運動習慣ゼロだった私が初めてフルマラソンを完走するまでの話を書いてみようと思います。
フルマラソンに挑戦しようと思った理由
きっかけは会社員時代の健康診断です。
健康診断の結果で赤字の数値が出てしまい、
「このままではまずいな」と思うようになりました。
食事を制限したくなかったため、運動を始めようと考えた時に選んだのがランニングです。
ランニングは特別な道具や場所がなくても始められます。
ただ、それだけが理由ではありませんでした。
私は若い頃から長距離走が大の苦手でした。
だからこそ、苦手なまま終わらせるのは悔しい という気持ちがありました。
そこで、「どうせやるならフルマラソンを目標にしよう」と考えたのです。
当時はランナーですらなかった
今振り返ると笑ってしまいますが、当時の私はランナーではありませんでした。
- ランニング歴:0年
- 月間走行距離:0km
- ハーフマラソン経験:なし
日常的な運動習慣もありません。
仕事中心の生活を送る、ごく普通の会社員でした。
そんな状態からフルマラソンを目指し始めたので、周りから見てもかなり無謀だったかもしれません。
一番つらかったのはレース当日
初フルマラソンで一番印象に残っているのは、とにかく寒かったこと です。
当日はまさかの雨と強風。
レインコートを着て走りましたが、靴の中までびしょ濡れになりました。
濡れた身体に強風が当たり続けるので、本当に寒かったです。
さらにレース後半になると、足が動かなくなってきました。
痛いわけではありません。
「本日の営業は終了しました」と足に言われているような感覚です。
気持ちは「動け!」と指示しているのに、足はもう閉店しています。
フルマラソン初心者の多くが経験することなのかもしれません。
メンタルとの戦いでもあった
レース後半はメンタルとの戦いでもありました。
途中から、
「なぜ私は高い参加費を払ってまでこんな苦しいことをしているんだろう」
というネガティブな思考ループに入ります。
さらにゴールが近付くにつれて、沿道からの声援も変わってきました。
最初は「頑張れ!」だった声が、
「おかえり!」「もう少し!」に変わります。
その言葉を聞いていると、「本当にここまで走ってきたんだな」と実感しました。
疲労も限界に近かったこともあり、沿道の温かい声に感動して涙と鼻水が止まらなくなりました。
そのせいで余計に息がしづらくなり、さらに苦しくなるという謎のループに入っていたのも今では良い思い出です。
ゴールした瞬間に思ったこと
ゴールした瞬間は、達成感よりも先に別のことを考えていました。
それは、「もう一生走りたくない」です(笑)
そして、
- お腹が空いた
- 温かいスープが飲みたい
- 温かいコーヒーが飲みたい
ということばかり考えていました。
ただ不思議なことに、その日の夜には来年のレースを検索していました(笑)
走っている最中やゴールの瞬間は二度と走りたくないと思うのに、終わるとまた挑戦したくなる。
マラソンの不思議な魅力なのかもしれません。
初フルマラソンに挑戦する方へ
今の自分が一つだけ伝えるなら、とにかく無理をしないこと です。
これは普段の練習も本番のレースも同じです。
怪我をすると、
- 練習ができない
- 思うように走れない
- メンタルも落ち込む
という悪循環に入ります。
「ランナーニーになった話」でも紹介していますが、自分の力量以上のことを続けると体は簡単に壊れてしまいます。
そして何より、「走ってみたい」「挑戦してみたい」と思った時点ですごいことだと思います。
私はタイムを追いかけるタイプではなく、完全なエンジョイ勢です。
だからこそ、タイムよりも完走。
高度な練習よりも怪我予防。
自分に合ったペースを大切にして、楽しんだもの勝ちだと思っています。
おわりに
初フルマラソンは、
- 雨、強風による寒さ
- 足の限界
- メンタルとの戦い
と大変なことばかりでした。
それでも完走したことで、
「苦手だった長距離走でもやればできる」
という自信を得ることができました。
もし今、フルマラソンに挑戦しようか迷っている方がいるなら、
まずは一歩踏み出してみてください。
思っている以上に大変ですが、それ以上に忘れられない経験になると思います。
私が約3年間ランニングを続けたコツは、「ランニングを続けるコツ」でも紹介しています。
これから挑戦する方の参考になればうれしい限りです。
