個人事業主になると、「高単価案件」という言葉をよく目にします。
もちろん、私も単価が高い案件は魅力的だと思います。
それでも、私は案件を選ぶとき、単価よりも案件内容を優先しています。
今回は、その理由について実体験をもとに紹介します。
会社員時代は案件を選べなかった
会社員時代は、自分で案件を選ぶことはできませんでした。
どの案件へ参画するかは、営業や役員が決めることがほとんどです。
そのため、「この案件をやってみたい」と思っても、自分の希望が通ることはあまりありませんでした。
個人事業主になった今は、自分で案件を選べるようになりました。
だからこそ、私は単価よりも「本当にやりたい内容かどうか」を大切にしています。
実際に案件を探すときも、単価で絞り込むことはありません。
まずは仕事内容や技術領域から探しています。
私が案件内容で見ていること
案件を探すときに見ているのは、
・これまでの経験を活かせるか
・興味のある技術か
・今後需要が伸びそうな分野か
この3つです。
私の場合は、Microsoft 365関連の経験が長いため、その経験を活かせる案件には自然と興味があります。
また、Copilotをはじめとした生成AI関連も、今後さらに需要が高まると考えているため、普段から情報収集をしています。
興味がある分野だからこそ、勉強も苦になりません。
単価が高くても受けたくない案件
もちろん、単価が高ければ何でも受けたいとは思いません。
例えば、
・海外拠点との時差が大きい案件
・生活リズムが崩れる案件
・自分が目指す働き方と合わない案件
こういった案件は、たとえ単価が高くても選ばないと思います。
実際に、海外拠点がメインのお客様となる案件のお話をいただいたことがありました。
英語力はそこまで求められませんでしたが、10時間以上の時差があり、日本時間では早朝や深夜に打ち合わせが発生する可能性がありました。
私が目指している働き方とは合わないと感じたため、お断りしました。
私は、お金だけでなく、身体的な健康や精神的な健康も大切にしたいと思っています。
内容を優先して良かったと思えた経験
以前、会社員時代の同僚から紹介していただいた案件があります。
その案件は、私にとって未経験の分野でした。
ただ、以前から興味があり、自分でも少しずつ勉強していた領域だったため、挑戦することを決めました。
実際に案件へ参画すると、自分で勉強するだけでは得られない経験ばかりでした。
お客様へ説明する資料を作成したり、実際に説明したりすることで、知識が経験へと変わっていきました。
「人に説明する」という経験は、自分自身の理解も深めてくれます。
あの案件を選んだからこそ、「興味がある分野」が「経験のある分野」へ変わり、今では案件の選択肢も広がったと感じています。
実際に案件を通して学んだことについては、「個人事業主になって案件で勉強になったこと」でも紹介しています。
単価より長く続けられるか
もちろん、お金は大切です。
生活や将来のことを考えれば、収入が多いに越したことはありません。
でも、興味がなく、楽しくもない仕事を、お金だけを理由に長く続けられるでしょうか。
私は難しいと思っています。
人間関係に悩み、好きでもない仕事を続け、睡眠時間まで削る。
そんな働き方をするくらいなら、自分が納得できる案件を選びたいです。
個人事業主になったからこそ、自分で働き方を選べるようになりました。
だから私は、「長く続けられるか」を一番大切にしています。
おわりに
個人事業主3年目くらいまでは、実績を積み上げる期間だと思っています。
そのため、多少単価が低くても、やってみたい案件であれば積極的に挑戦したいと考えています。
経験を積み、人とのつながりも増えてきたら、そのときに希望単価を考えることもあるかもしれません。
私は、ようやく会社員を辞めて個人事業主になるという決断ができました。
だからこそ、自分の軸はぶらさず、時間も身体的健康も精神的健康も大切にしながら働いていきたいと思っています。
なが~く、ゆる~く続ける。
それが、私にとって一番心地よい働き方です。
